るぅの美容部

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お肌の基礎知識

お肌の基礎知識

お肌とは?

私たちが普段、言葉にするお肌とは皮膚のことを指します。

皮膚は私たちの体の表面を覆っている最大の器官です。

その重さは体の中で最も重い肝臓の約3倍にもなります。

肌は普段、私たちが触れている外側から順に

「表皮」「真皮」「皮下組織」の僧状こ構造をしています。

それらの中に「血管」「リンパ管」や神経系「皮脂腺」「汗腺」などの

付属器があり、それぞれが関わり合いながら機能しています。

 

お肌の働き

肌(皮膚)は人の体の表面を覆って内部の大切な器官や臓器を守り、

体温を調節し体の水分・体液などが失われないようにするなど

体を正常な状態を保つうえでとても大切な働きをしています。

肌には次のような働きがあります。

 

・体の外と内を分け外部からの刺激(紫外線・乾燥・ほこりなど)から

 体内の水分や器官を守るバリア機能

・皮脂や汗を分泌して老廃物を排出する分泌・排出機能。

・表皮や毛穴を通して外界から薬剤などを吸収する経皮吸収機能。

・外部の温度を伝わりにくくすると同時に体温を一定に

 保つよう調節する体温調節機能。

・複数の感覚器が触・圧・痛・温・冷などの外界の刺激を脳に伝える

 感覚機能。

・侵入した異物や細菌などを排除して体を守る免疫機能。

 

皮膚の厚さはどれくらい?

私たちの皮膚は部位によって約0.6mm~3mmと異なり全身同じ

厚さではありません。平均すると2mm程度。最も薄い部分は顔(特にまぶた・口や鼻の周辺)で顔や胸に比べて後頭部やうなじ、背中は厚くなっています。また、ひじ・ひざや足裏などの部位も厚くなっています。外部刺激が多くかかるところが厚く、顔のように繊細な動きをする部分は薄くなっています。